2024/09/30
【用語解説】よく見かける住まいの用語や記号を解説
「LDKって何のこと?」「+Sって何が足されたの?」「パントリーって?」など、マイホームを考えているときに用語や記号が多すぎて、困ったことはありませんか?
用語や記号の理解を深め、理想的なマイホームを実現しましょう!
そこで今回は、よく出てくる住まいに関する用語を解説します!
住まいに関する用語を覚えよう!
住まいに関する用語や記号は、初めは多いように感じるものの、たくさんの資料を読んでいくうちに自然と身に付きます。
用語をマスターする第一歩として、よく見かける用語を集めて、アルファベット順とあいうえお順でまとめました。
住まいの用語(アルファベット順)/7単語
【CL】
クローゼットまたはクローク。
衣類または生活用品を収納するスペース。
【WIC(WCL)】
ウォークインクローゼット。
小部屋として人が立ち入れる大きさの収納。
【SIC(SC/SCL)】
シューズインクローゼット。
玄関横に作られ、靴を履いたまま出入りできる収納。
【DEN】
趣味の部屋や書斎など多目的ルームをさす。
巣や穴を意味する英語が語源。
【LDK】
リビング・ダイニング・キッチンのこと。
リビングとダイニングキッチンが分かれている場合は「L・DK」と表現されることもある。
【MB】
メーターボックス。
水道やガス、電気などのメーターが収納されているスペースであり、主にマンションで使用される。
【PS】
パイプスペース。
ガス管や水道管などの配管が格納されている。
配管を目隠しすることで、見た目をすっきりさせる狙いがある。
【S】
サービスルーム。
建築基準法上の居室の条件を満たさない小部屋。
N(納戸)と表記されることもある。
【ZEH】ゼッチ
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略。
断熱性能を高め、省エネ設備を整えることで、エネルギー収支をゼロまたはプラスにする家。
住まいの用語(あいうえお順)/16単語
【開口部】かいこうぶ
建物に設けられた出入口をいい、窓や玄関をさす。
【小屋裏】こやうら
屋根と天井の間にできる空間のことで、小屋裏部屋、屋根裏部屋とも呼ばれる。
収納スペースや趣味の部屋として活用されることが多い。
直下の階の床面積の2分の1以下、かつ高さ1.4m以下であれば、容積率を計算する際の床面積に算入しなくてもよいメリットがある。
【在来工法】ざいらいこうほう
木造軸組み工法ともいう。
自由度の高い設計に強く、狭小地や変形地など土地の制約が厳しいところに適している。
💡他にもこんな木造がある!
【2×4工法】ツーバイフォーこうほう
木造枠組み工法とも呼ぶ。
建物を6面で支える構造。
気密性・断熱性に優れ、強度と快適性を両立している。
【SE工法】エスイーこうほう
大規模木造建築に適しており、大空間を確保できる。
優れた耐震性と自由度の高い設計が可能。
【準防火地域】じゅんぼうかちいき
建物が密集しており、火事が広がりやすい防火地域の周辺に指定されるエリアのこと。
消防隊侵入口を設ける必要があるなど、様々な規定がある(網入れガラス・防火シャッター等)。
【建具】たてぐ
窓や玄関をはじめ、障子やふすまなど出入口に設ける設備。
【ダブル断熱】ダブルだんねつ
内断熱(充填断熱)と外張り断熱を組み合わせることで、断熱性能を高めた構造のこと。
【テラス】
建物の外側に、リビングなどの続きとして設けられたスペース。
地面より一段高くなっており、ウッドデッキやタイルなど様々な床材が用いられている。
【動線】どうせん
建物内の人の動きのこと。
特に、家事動線(料理や洗濯など家事を行う動線)は、効率的に家事を行うために重要視されている。
【パントリー】
キッチンの一部あるいは隣接部に設けられる収納スペース。
食料品だけでなく、食器や日用品をストックできる。
【バルコニー】
建物の2階以上で、外に張り出して設けられたスペース。
一般的に、屋根がない場合はバルコニー、屋根がある場合はベランダと呼ばれる。
【ヒートショック】
家の中での急激な温度差により血圧が大きく変動することで、心筋梗塞や脳梗塞、失神などを引き起こし、悪影響を及ぼすこと。
【ビルトインガレージ】
建物内に組み込まれた駐車スペースのこと。
3階建て住宅の1階によくみられる。
【水回り】みずまわり
キッチン、浴室、お手洗い、洗面所など、住まいで水を使用するスペースの総称。
【ユーティリティスペース】
家事などちょっとした用事を行うためのスペース。
キッチンや洗面所に隣接して設置することが多い。
【C値】
家にどのくらい隙間があるかを示す値。
気密性能の基準になる。
【UA値】
家の窓・壁・屋根などからどれだけ熱が流れ出ているのかを示す値。
断熱性能の基準になる。
さあ、間取り図を見てみよう!
先ほど紹介した用語を思いだして、間取り図を見てみましょう!
LDK・SIC・WIC・S・DEN すべてわかりましたか?
表記がわかると理解ができて、間取りを見るのがより楽しくなりますね!